からめ

からめ

小説担当むーと漫画担当みーによる創作BLを公開しています。

鬼李×永吉

『お願いします、要さん』(マイペースエリート×庶民派苦労人、執着攻め×強気受け)

お願いします要さん、と滝神に言われ、やって来たのは営業部フロア。透けた壁が全体を広く見せる設計が特徴的で、常に誰かが電話で外部と話をしており、フロアの至るところで簡単な情報交換や営業戦略などのやり取りの声が聞こえる。このフロアに入ると、要…

大妖怪の皇帝×ボロキレ妖精②

第2話です。つづく

◆小ネタ 『夜の虫けら』(執着攻め×強気受け)

鬼李が深夜にふと目を覚ます時、隣に寝ている永吉はたいてい、猫のように丸くなって呻いている。呻き声で目が覚めたわけではなく、直感的に意識が隣に持ってゆかれて目が覚める。昔より頻度は減ったが、永吉は時折こうして一人で苦しんでいることがある。は…

一日一絵 漫画まとめ①

一日一絵 イラストまとめ①

大妖怪の皇帝×ボロキレ妖精①

鬼李×鶴永吉 スタートします!むーさんが今回のために新しくシナリオ書き直してくださいました!小説版きりえいと違いを楽しんで頂けたら嬉しいです。

『海のイロ』(危険色男×強気女子)

泉岳寺の裏にある竹林で、その子は生まれた。明け方まで男同士の荒々しい性交が行われていた寝屋に、朝日と共に強いエネルギーが発生した。神々の知らせを受け、すぐに駆け付けた。 我々が現場に着くと、二人の土親は恥ずかしそうに乱れた身を正しながら、宝…

『甘味デート』(総攻め色男の失恋と友情)

久しぶりに鶴の顔でも拝もうかと『怪PR社』第一営業部に足を運んだ。部員に声を掛けると部長室に通される。 すると戸の前に、いつもの顔ぶれが立ち並んだ。 「……ヤのつく手下どもか、ご苦労な事だ」 『怪PR社』営業フロアの、ガラス張りの壁と広い窓は陽光を…

『狼ユーレイ』(無口な喧嘩屋×ヘタレ)

 リストラされそうだと後輩から相談を受けた。 創設五百年の歴史を持つ『ぬり壁セキュリティ』に勤める白鬼種の白鬼 陽太郎(しらき ようたろう)とその後輩、鶴種の鶴 洋次郎(つる ようじろう)の仕事は、要人警護であ…

『おやしらず こしらず』(執着攻め×子持ち強気受け、第三者目線)

 洋次郎が教育を任された虎松の二親は、川越の賑やかな観光地のただ中、地下一層の高級マンションに居を構え、広いキッチンを持っていた。 二親とも仕事が忙しく、一ヵ月に一度しかこの空間を使わない。 よって、家事手伝いのアルバイトも兼任している『…

『畑のミカタ』(甘党の親分+親分大好き子分)

以津真(いづま)種の以津真 弥助(いづま やすけ)は、先日、管理部から営業部に異動した。周囲には反対され、上司からも渋い顔をされた異動だったが、無理を言って通して貰った。 異動してみると十年ぶりについた営業の仕事は楽しかった。人事の仕事にもやりが…

『こわいモノ』(執着攻め×強気受け)

 こわいモノの近くに居続ける事が難しそうだったので逃げた。逃げたら、こわいモノのこわさが増幅した。いよいよ逃げられないぐらいこわくなって、向き合ったら少し、そのこわさを軽減する事が出来た。「鶴」 呼んだのに、こちらを振り向きもせず何だよと応…

『李帝の寵愛、鶴の忠誠』(大妖怪の皇帝×ボロキレ妖精)

生まれ育った武蔵を離れ、駿河、丹波、須磨を転々と暮らしてみた。出雲や長門を見聞し、筑前に着いた頃、鶴はその男に出会った。 倭国の端にある土臭い港町に、まるで天上人のような一行が降りて居た。人間世界では、数万の兵を乗せた艦船が、まだ海の上で睨…

『いやがらせ』(執着攻め×強気受け)

 体内に宿る怨霊を、コントロールする事ができなくなるのは、いつも情緒不安定な時だ。怨霊は容赦なく、既に定員数に達している体の中に入って来て、鬼李の体を膨れ上がらせる。出来たらすらりとした細身の男で居る事が望ましいと考えている鬼李の心を無…

『闇の怨霊、光の鶴』(執着攻め×強気受け)

 キラキラと光る善良なものになりたい、という欲求が俺の内側を刺激するのは、俺の成分には人間が多く含まれているから。 人間はいつも清らかになることを目標に転生を繰り返している。「鶴……?」 腹の上で腰を振る綺麗な男に声を掛けると、とろりとした目…